リボルテック アメイジングヤマグチ ヴェノム レビュー

今回はアメイジングヤマグチから発売されているヴェノムのレビューです。

発売から時間が経っているので今更感ありますがこのヴェノムのフィギュアめっちゃ気に入っているのでレビューします。

アメイジングヤマグチとは原型師の山口勝久氏がアメコミをテーマとしたリボルテックをおくるシリーズです。
(詳しくは公式サイトをどうぞ)

アメイジングヤマグチ第3弾として発売されたヴェノム。これまでのヴェノムフィギュアを大きく超える可動域と人間離れしたフォルムを再現しています。

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四面の画像です。
もうこの時点でものすごい造形になっているのがわかりますね。

今回のヴェノムで特徴的なのが肩甲骨にあたるパーツの可動です。
このパーツがあることで腕の可動範囲が凄いことになっております。

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こちらが一番下まで下げた状態です。

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この部分が可動することで肩の位置がここまで下がります。


こちらは一番上まで上げた状態です。

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正面から見るとこんな感じ。


可動範囲を適当に。

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肩はここまで上がります。

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腹部はリボルバージョイントの一軸関節ですが胸パーツと腰パーツの間の腹部パーツが別パーツ化されておりぱっと見は二重関節っぽくみえます。
腹部パーツは固定されていないので自由に動きます。

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ただし腹部をいっぱいまで曲げた状態だと画像のように背面はジョイント部分が丸見えなのでここは気になるところです。

また腹部を接続するリボルバージョイントは通常の10mmジョイント(3mm軸)のため上半身の重さに負けておりプルプルします。
ここはもう少し軸が太いジョイントを使用するなど仕様を変えてほしかったところですね。

脚部の可動は少し変わっていて脚付け根の部分にモノシャフトが2軸入っています。
触った方でないとなかなか理解しにくいかと思いますがこれにより脚を跳ね上げる動きと内股などのロールの可動ができるようになっています。

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膝はモノシャフトの1軸。シンプルに曲がるだけですが造形的に上手く処理されていて関節部の違和感がありません。

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足首はつま先側がボールジョイントになっているタイプのリボルバージョイントです。

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クリックが無いため接地性が良くなっているとのことです。
つま先は別パーツで接続されており可動します。

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首の付け根はダブルリボルバージョイント。
あんまり意味ないような気もしますが。


首の接続は一般的なフィギュアと違ってちょっと特殊な感じです。
首と頭のあごから上部分がリボルバージョイントで接続され、そのリボルバージョイントを挟み込むように下あご部分が接続されます。

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この設計にも意味があるのでしょうけど個人的にはちょっと微妙な感じです。
個体差なのでしょうが自分の購入したものはジョイントを挟み込んでいる下あごの部分がゆるゆるでなんか情けない感じなんですよね。


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目の部分はマスク状のパーツになっており通常状態と片目を見開いている状態の2つが付属しています。

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このパーツを入れ替えることで表情がつけられるようになっています。

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舌パーツも付属しているのでヴェノムといえばお馴染みの舌出し状態にすることもできます。
舌の接続もリボルバージョイントなので自由に可動させることができます。

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触手状のシンビオートパーツが4本(大、小2本ずつ)付属するので背中に取り付けたり手首と入れ替えたりすることができます。

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オプションのハンドパーツは付属しませんが指が可動するので割と表情付けができます。
親指は根元がリボルバージョイントで接続。人差し指、中指は軸接続で可動。薬指と小指は一体成型で軸可動します。

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以下ポージング画像です。

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スタンドは付属していますが通常のリボルテックに付属するものと同等品なのでこのヴェノムにはあまりおすすめしません。
かなり重くなっているので、できれば別途スタンドを購入したほうがいいです。
付属スタンドだとポージングによっては転倒します。
このへんは仕方ないとはいえすこし残念なところです。
大型モデル用のスタンドとか作ってくれないかな。

今までなかったクオリティのヴェノムの可動フィギュアが発売されるとは良い時代になったもんです。
固定モデルでは完成度高い物もありましたが可動モデルとなると今一つな物が多かっただけにこのヴェノムは非常に気に入っています。

気になる箇所も少々ありますが、それを差し引いてもさすがのクオリティです。

かっこいいポーズはもちろん、おちゃらけたポージングも様になるリボヴェノム。
リボルテックとしては高価格な部類ですがヴェノム好きなかた、スパイダーマンが好きな方は満足できると思います。
特に同シリーズのスパイダーマンと合わせるとかなり楽しめると思いますので是非どうぞ。

ちなみに僕はスパイダーマン持っていません(おい)

それでは。